必然。
人との縁は偶然ではなく、必然。 そんなことを、ここ最近強く感じる。 ーーーーー 幼馴染のお母様が私の事を心配してくださり、ある催事でたまたまお会いした耳鼻科の医師に、なにか方法がないんだろうかと私の病状について相談してくれたんです。 ...
なんやかんや生きていける。
持病の関係で、 何度か、それも突然、 無音の世界で生活してきて、 一つだけわかったことがある。 突然音を失っても、 突然身体に激痛が走っても、 突然のことに悔し涙で溢れ出ても、 お腹は空く。時間は動いていく。 日は暮れて、また日は昇る。...
わかるわけない。
”あなたにわかるわけない” という言葉、 とても冷たくとても悲しい言葉だとおもう。 なぜなら、自分から離れていこうとする言葉だから。 いろんな人生、いろんな苦労、いろんな生き方がある。 その人にしかわからない辛さ、悲しさ、涙、戸惑いもある。 みんな、お互い様。...
時には優しい武器になる
障害をもつ子の家族や親が思う気持ちは、万国共通なんだなとしみじみ。 障害があるからいじめられるのでは? 障害があるから差別を受けるのでは? 家族から離れた場所で社会に出ても嫌な思いをするだけでは? 学生時代に始めた闘病ブログや病気のサイトを通して、いろんな相談を受けたり...
障害は、個性ではなく、特徴ではなく、あなたのもの。
ここ数年、 一人旅をしていく中で、 海外の方とお友達になる機会が一気に増えてきました。 そのたびに、 自分の聴覚障害のことを伝えるのですが、 彼らから返ってくる言葉に、いつも吃驚させられます。笑 「That's so funny!」 「Really?It's very...
不幸なんかじゃない。
この病気は「不幸」を生むものなのだろうか。 同じ病気の方の話を聞いて、なんとなく、ふと思う。 確かに、 前が真っ暗闇になるほど、 壮絶な発作とか、 想像を絶するほどの辛さが、 毎日のように見舞われることもあったけれど、 でも、私は、「不幸」ではなかったよ。...
幻ではない
体調を崩し、 持病の関係で、 安静期間に入ってから一ヶ月半。 これまでの出来事は夢だったんだろうか、 幻だったんだろうか、 と、ふと思う。 必死に掴み取った当たり前も、 必死に乗り切ってきた仕事の日々も、 全部全部夢だったんじゃないかと。 正直言うと、 ...
本当のこと。
本当のことなんて、 なかなか言えない。 本当の弱さなんて、 なかなか見せられない。 だからこそ、 その人が、 強がっていようが、 普段通りにしてようが、 きっと、 その人なりに大変な思いをして、 それでも、 笑顔でいるんだと、 そっと支えたい。 そっと応援していたい。...
音がある世界と音がない世界。
先週から、がつんと聴力低下をし、 久しぶりに、音が全くない世界の中での日常。 不思議なもので、 全く聞こえないのに、 脳内では色んな大音量の耳鳴りがするんです。 苦痛ではあるけれど、でも寂しく感じないで済むかも。 音のない世界は、 ...
神様はいたずら好き。
私の神さまは、どうやらいたずらが好きなようです。 順調に行くかとおもいきや、なかなか思うようにいかない。 でも、そのいたずらのおかげで、 日々の有り難みや、奇跡の凄さを思い知らされる。 神さまのいたずらに感謝。