優しさと温もり。

最近、難病を抱えてる本人やそのご家族とお話する機会が増えてきました。みんな、私とは違う病気。ガンだったり、命に関わる病気だったり、進行が早い病気だったり。みんな、それぞれ前を向いて生きている。 いろんな人と難病について話す度に思う。
五体満足の人自体が、意外と少ないこと。
五体満足で生まれてくることも奇跡で、
病気や障害を抱えて生まれてくることも奇跡。 そもそも、それ以前に、命があって、笑顔もあって、すべてが奇跡。
そして、 難病や障害、病気は、苦しみ、痛みや大変さだけではなく、それ以上の優しさと温もりを教えてくれたんだなということに痛感させられる。 痛みを知ってるから、痛みを想像できるから、どん底に落ちたことがあるから、悲観視ではなく、強く優しくなれる。前を向く楽しみを知っている。相手のふとした痛みに気付ける。 ここ最近、とてつもない大きな優しさを頂くことがあって、 "この方には、きっと身内に苦労した人や病気抱えてる人がいたのかな。じゃなきゃ、なかなかできない優しさだ" って思っていたら、本当にそうだったり。縁って、本当に不思議なものです。 優しさや温もりは、どんどん連鎖していく。どんどん伝染していく。