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不幸なんかじゃない。

  • 執筆者の写真: Tomo Ii
    Tomo Ii
  • 2017年8月11日
  • 読了時間: 1分

この病気は「不幸」を生むものなのだろうか。

同じ病気の方の話を聞いて、なんとなく、ふと思う。

確かに、

前が真っ暗闇になるほど、

壮絶な発作とか、

想像を絶するほどの辛さが、

毎日のように見舞われることもあったけれど、

でも、私は、「不幸」ではなかったよ。

もちろん、とても辛かったけれど。

いろんなこと諦めて、

当たり前の道さえも諦めて。

でも、

諦めたからこそ、

できなかったからこそ、

たくさんの涙を流したからこそ、

見えてきたこと、

気付いたことが山ほどある。

ひょっとしたら、

私の中に潜む病気は、

健康な人よりも何倍も何倍も、

「しあわせ」を沢山与えてくれたのかもしれないって思う。

どうか、

この病気を抱えてる方、

どうか、

前がみえなくなるくらい悲観にならないでほしい。

 
 
 

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