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人 生 に 恋
To be in love with what life is
耳がきこえないこと
病気を抱えていること
親のせいでもなく
子どものせいでもなく
誰のせいでもない
「きこえない耳を持たせてごめんね」
「きこえない耳でごめんね」
「病気を持たせてごめんね」
そんな風に、親御さんが思ったり、
子どもに言ってしまうということをよく耳にします
そう思う気持ちはわからなくはない
誰だってショックな気持ちをうける
だけれど、「ごめんね。」と謝らないでほしい
子どもからすると
親から、「ごめんね。」と言われること、思われることは
とても悲しいこと、辛いこと
どう受け止めていいのか困ったり悩んだり傷ついたり
現に、そう話されるお耳の友人や知り合いがいました
「ごめんね。」と思うのではなく
「あなたは大丈夫。」と伝えてほしい
「あなたは大丈夫。」と言える余裕がなかったら
そっとそっと、抱きしめてあげてほしい
もし、もしも
子どもから
「どうして、私はきこえないの?」
「どうして、私は周りと違うの?」
「どうして、こんなに辛い思いをしなければいけないの?」
と聞かれたり、泣いていたら
力いっぱい抱きしめてあげて
そして
「ごめんね。」じゃなくて
「耳がきこえないのは、病気があるのは
神さまからの最高の素敵なプレゼント
あなたなら、乗り越えられると与えてくれたプレゼント
とても素敵なことなのよ
いまは辛いけれど、頑張った分
ちゃんとちゃんと倍になって帰ってくるよ」
と優しく強く言ってあげてほしい
母に幼い頃からこの言葉を言われ続けて、随分と私は救われました
辛い思いをしてこそ、得られる幸せがある
障がい、病気を抱えてこそ、感じられる幸せがある
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